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『 地球防衛軍6 』の感想・レビュー

地球防衛軍6 の感想・レビュー

79本目のゲームレビューです

評価

〇神ゲー

100ミッションを軽く超える圧倒的ボリュームは前作同様だが、敵の種類が倍くらい増え、さらに今まであってなかったようなストーリーがよく練られた面白いものになったことで大量のミッションを最後まで飽きさせずにプレイできるようになった

『地球防衛軍6』はどんなゲーム?

PlayStation2廉価ゲームソフトのシリーズとしてディースリー・パブリッシャーから発売された『SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍』からフルプライスソフトになるほどの人気シリーズへと成長した地球防衛軍シリーズの6作目のナンバリングタイトル

ストーリーは『地球防衛軍5』の続きの話となる

感想など

『地球防衛軍5』(EDF5)から大きく進化

『地球防衛軍6』(以下「EDF6」)地球防衛軍シリーズの6作目のナンバリングタイトルであるが、発売まもなくは「ほとんどEDF5と同じ」「EDF5.1くらい」などと言われたようにパッと見や触った感触は前作とほとんど同じような印象を受ける

しかし序盤を終える頃にはEDF6EDF5から大きく進化を遂げていることに気が付いた

まず、敵となる侵略者の種類であるが、これが大幅に増えた

伸縮自在な腕を伸ばして攻撃してくるアンドロイドをはじめ、自爆アンドロイド、火を噴くハマグリ型ロボのネイカー、ヒトデ型のタイプ3ドローン、SFのタコ火星人のようなクルール、イカのクラーケン、全然人魚に見えないスキュラ、ボス級のキュクロプスなどなど見た目も動きも面白い敵がEDF6では沢山追加されている

SFのタコ火星人のようなクルール

イカのクラーケンは強敵

そして、EDF6EDF5から大きく進化した点にストーリーがある

地球防衛軍のストーリーというとふざてるのかまじめなのかわからない迷言やセリフがあったり、どこかコミカルでツッコミどころの多い独特な地球防衛軍節の世界観がありつつもシンプルで「とりあえずゲームができればなんでもいい」的に重要視されていない、ゲーム体験を邪魔しない程度のものであった。ところが、今作EDF6はストーリーが面白い

詳細は後述するが、ストーリーの続きが気になってミッションを進めるEDFは本作が初めてではないだろうか

そしてこのストーリーはEDF5の続きの話になるため、お話を楽しむ場合は前作のプレイは必須。ただし、このゲームは、あくまでも敵を撃ちまくって倒しまくるアクションシューティングゲームがメインでストーリーは補助的なものにすぎないと考えれば前作をプレイしていなくてもゲーム部分は問題なく楽しむことができるだろう

独特な地球防衛軍節は健在
個人的には前作をプレイしてから遊ぶことをお勧めします

進化してない部分も

EDF5から大きく進化したEDF6だがこれまでのシリーズから進化していない部分もある。それが、敵のドロップしたアイテム収集関連の仕様

地球防衛軍シリーズは敵を倒すと武器アーマーヘルスのいずれかのアイテムをドロップするが、ドロップしたアイテムはミッションが終わるまでに拾わないと取得できない仕様となっている

これの回収が結構大変でマップ中に大量に散らばったアイテムをミッションが終わるまでに走り回って取らなければならず、改善を望む声も多いはずなのだが、一向に改善されないままとなっている

せめてマップに落ちてるアイテムが武器なのかアーマーなのかヘルスなのかわかるようにしてくれれば少しは楽になるんだけどな

あとは、倒した敵の死骸がすごく邪魔になる仕様もある。倒しているのかまだ生きているのかわからずに無駄うちしてしまうことも多いし、なによりも消えるまで衝突判定が残っているのがかなり邪魔なので死骸の衝突判定もいい加減になくして欲しかった

ミッションクリア直前になったら敵を倒さずにアイテム回収のためマップ中を走り回る必要があり大変

大量に敵をなぎ倒すのが楽しいハクスラ要素

地球防衛軍シリーズの楽しいところといえば、やはり街中に大量に発生した侵略生物を武器を使ってバキバキとなぎ倒してモリモリとアイテムを取得するハクスラ要素だろう
1回で出現する敵の量も作を重ねるごとに増えていき、EDF6ではこれまで以上に大量の敵がワラワラと押し寄せてくる。こいつらを範囲攻撃なんかをつかって一気に倒すと非常に気持ちがいい。さらにアイテムドロップもしやすくなっていて、大型の敵であれば多くのアイテムを落とすようになっているため1ミッションで稼げるアイテムが多くクリアした時の取得アイテム一覧を見るときのワクワクも大きくなっている

自爆するアンドロイド擲弾兵の大群

巨大ハチの大群
虫については別の怖さもある

また、EDF5からの仕様であるが拾った武器が同じ武器でも性能が違い、良い方の性能のみアップグレードされるというのが面白く、これのおかげで特定の武器を強くするために狙った武器の出るミッションを何回もプレイする楽しみ方ができるようになっている

同じ武器でも星の数で性能はかなり変わる
高レベルの武器でも星の数が少なければ弱い

最大4人のオンラインマルチプレイ

EDF6最大4人のオンラインマルチプレイが可能だ

友達と一緒にプレイできる協力ゲームの中でもEDF6はかなり上位におすすめできるゲームなので、一緒に遊べるフレンドがいればぜひとも買わせて一緒にクリアを目指そう

オンラインプレイオフラインプレイは基本的には同じだけど、オンラインプレイは敵のステータスに補正がかかりむしろ難しくなるが仲間と協力すれば丁度いい歯ごたえの難しさになるだろう

ストーリー(ネタバレあり)

最初に述べたがEDF6はこれまでの地球防衛軍シリーズに比べてストーリに凝っている

どういう話かと言うとこれがずばり「タイムリープもの」となっている

EDF6の最初はEDF5で何とかラスボスには勝利したものの人類が滅亡に近い危機的状況にあるという状況からスタートする

ミッションが進むとタイムリープして今度は人類が負けたことになっている時間軸の世界に飛ばされる。何度かタイムリープを経験することにより、これを利用してEDF5の時に滅亡に近い状況まで追い込まれた歴史を修正して人類の完全勝利にしようというのがEDF6のストーリーになる

つまりEDF6ではタイムリープしてEDF5で登場したミッションを行うことになる。EDF5をやったことがある人であれば、「あーこんなミッションあったなぁ。」と思うことになるのだが、タイムリープして歴史を修正してるので出現してくる敵がちょっと違ってたりしてその違いを楽しむことができる

特に面白いのはミッション116「本日の予定」117「228基地の危機」でこれはEDF5で最初のミッションでEDF5では最後に多数のアンカーが落っこちて来て退却せざるえない状況になるのだが、EDF6ではタイムリープしてきてるのでアンカーが落ちてくることは事前に知っていて巨大ロボのバルガを出して勝利するという歴史改変にする

EDF5では敗走したミッションを完全勝利に歴史改変

EDF5をプレイしたことある人であればここら辺を存分に楽しめることができるのだが、EDF6からプレイした人は場面が飛び飛びでストーリーについてはチンプンカンプンになる可能性があるかもしれない。なのでEDF6をプレイしようとしていてEDF5をまだプレイしてない人はぜひEDF5からプレイしよう

 

以上

『地球防衛軍6』のレビューでした

 

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