57本目のゲームレビューです
評価
〇良ゲー
第4の壁を超えるメタフィクション要素はなかなか斬新
OneShotはどんなゲーム?
ゲームのアプリケーションの外まで干渉するメタフィクション要素が特徴のパズルアドベンチャー。RPGツクール製
2022年夏にはPS4/Switch/Xbox One版も発売予定
感想など
ジャンルは戦闘のないRPG
OneShotのジャンルはパズルアドベンチャーと公式で書かれているが、つまりは(ツクール製の)RPGから戦闘の要素を抜いて探索とストーリー部分だけにしたものをイメージしてもらうといいだろう。
戦闘がないので武器防具の装備やレベルやスキルといった要素も当然無い
ニコがかわいい
主人公でプレイヤーが操作することになるニコがかわいらしい
ネコ目ネコ耳のわりに獣人の類ではなく正真正銘の人らしいのだがケモナー属性の人にも刺さるのではないだろうか
第4の壁の破壊
OneShotの大きな特徴としてゲームのアプリケーションの外まで干渉するメタフィクション要素がある。
いわゆる第4の壁の破壊というものでこれまで自分がプレイしたゲームでもInscryptionやThe Stanley Parableそしてアンダーテールなど同様の要素があるゲームは少なくはなかったのだがOneShotはそれらのゲームよりもさらに大きく第四の壁越えてくる
SteamのOneShotを初プレイ
— エビマヨ (@nahco3ebimayo) 2022年6月21日
メタフィクション要素でシステムダイアログからプレイヤーに直接語りかけてきたりする
PCのユーザー名で呼びかけてくるので本名とか設定してたら思わぬところで配信中に身元バレしちゃうかもしれないぞ
夏にコンシューマ機版も出すらしいけどこういう演出どうするのかな pic.twitter.com/cN0LLwsMDB
OneShotがSteamレビューで圧倒的高評価となっているのはこの斬新な演出によるところが大きいのだろう
メタ要素がなかったらただニコがかわいいだけのゲームになってしまう(それはそれでいいかもしれないが…)
やはりPC版がオススメ
上述のメタ要素の関係でコンシューマー機版は無理だと思われたが2022年夏にPS4/Switch/Xbox One版が発売予定とのこと
肝心の第4の壁を超える演出は、ゲーム内で仮想PC上のデスクトップでゲームが起動している風にして表現するようだ
悪くはないと思うが、それでもPC版ほどの驚きは感じられないのではないだろうか
ニコのかわいさとメタフィクション演出がほぼ全てと言ってもいいくらいのゲームなので第4の壁を超える演出をいかんなく感じられるPC版がとりあえずプレイするならいいかなぁと思います
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