PeerCastによる配信日
2022.1.2～2022.1.12
総評
〇良ゲー
〇スルメゲー
海外の評価は持ち上げすぎな気もするが、完成度の高い良ゲーであることは間違いない。ついつい何度も潜ってしまう中毒性のあるスルメゲー。
HADESはどんなゲーム？
これまでBastionやTransistorなど高い評価のゲームを出してきたSupergiant Gamesが開発・販売するローグライトアクションゲーム。
海外では大変絶賛されているゲームでThe Game Awardsなどのゲーム関連の賞に数多く受賞・ノミネートされた実績がある。
感想など
・ステージは4面まで！30分から60分くらいで4面のボスを倒すまで行けるお手軽さ
このゲームのストーリーは主人公のザグレウスが父親であるハデスの支配する冥界を脱出して母親に会いに行くというもので、ステージは4面まであり各ステージの最後にボスがいる。そして４面のボスである親父のハデスを倒すと１周クリアとなり、これを何周かクリアを重ねるとスタッフロールが流れてエンディングを迎えるというものだ。
4面しかなくて1周1時間もかからないなんてボリューム大丈夫かと思うかもしれないが、1コインで遊ぶアーケードゲームのような感覚で遊ぶものと思ってほしい。昔のゲーセンにあったベルトアクションとかみたいにね。そして、ローグライク要素で道中で取得するパワーアップやビルドが毎回違ったものになり、プレイする度に新しい体験になるので飽きずにプレイすることができる。1周するのに1時間もかからないお手軽さなので、空いた時間についついやってしまう中毒性がある。
・いろんな武器を振り回すアクションが爽快で楽しい
このゲームは潜入（というか脱出）時に剣・弓・盾・槍・拳・銃の6種類の武器を選択して挑むことになる。弱い武器はなく、どの武器も強くて使っていて楽しい。そして、ステージ中に拾うパワーアップによっては同じ武器でもまったく違ったプレイスタイルになることもある。この点もやはり、このゲームを飽きずに何度もプレイさせちゃう中毒性のある要素といえるだろう。
・ローグライトアクション特有の超強化パワーアップの積み重ねが気持ちいい
近年のこのジャンルのゲームはHadesをはじめRisk of Rain 2やDead CellsやGunfire Rebornなど好評なゲームが多いが、これらのゲームの特徴として、攻略中に取得できるパワーアップのアイテムやスキルがかなり強く尖っていて、うまい具合に強いものばかり引けると後半はチートのように無敵ビルドになるというものがある。普通のRPGであれば、一回の強化でせいぜい攻撃力などの数字が5パーセントアップとかがいいところ、このジャンルのゲームは50パーセントアップとか75パーセントアップとか目に見えて高い効果のものが落ちている。それらを取捨選択して進んでいくことで短時間で超強いビルドを作って進んで行くのだ。Hadesも例外ではなく、道中で功徳というパワーアップを取捨選択して入手するが攻撃が100パーセント以上アップしたり範囲化したりなど非常に強力なものばかりだ。後半のステージはビルドが完成して強キャラ振り回して脳汁ドバドバたのしーっていうご褒美タイムになるのがこの手のゲームの醍醐味だね。
・割とほのぼのストーリー
ストーリーは一見ディアブロみたいなダークな雰囲気のファンタージーかと思いきや、意外にほのぼのしている。ハデスとザグレウスの親子喧嘩はもう単なるツンデレ同士のプロレスみたいなもんだし、１面のボスのメガイラはなんだかんだかわいいやつだし、タナトスはめっちゃいいやつだし、ケルベロスは完全にペットのワンコである。
・携帯機でのプレイがおすすめ
1ゲームが短くお手軽にサクッと遊べちゃうゲームなので携帯機で外出先などで遊ぶゲームにもうってつけ。Switch版をSwitc LiteでプレイしたがPC版とまったく変わらないクオリティで遊ぶことができた。
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