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『 アストリア アセンディング 』の感想・レビュー

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アストリア アセンディング の感想・レビュー

総評

〇普通

〇良ゲ

批判的なレビューは多いがクソゲーというほどでもなく、普通に王道RPGとして悪くない出来のゲームである

アストリア アセンディングはどんなゲーム?

海外のゲームスタジオがシナリオに野島一成(FF7など)、音楽に崎元仁(戦場のヴァルキュリアなど)という日本の有名クリエーターを迎えて制作した王道JRPG

感想など

日本の有名クリエーターを起用した王道JRPGということで、発売前から結構な注目を集めていたが、リリースから間もなくして不具合やバグが多く、ユーザーレビューはネガティブな意見が多い。

不具合は確かに多く、クエストのフラグを回収せずにボスのいる場所まで到達できてしまいボス戦が発生しないとかゲーム進行に支障をきたすものも少なからずあるが、バトルコマンドのカーソル位置が見た目記憶してるのに動かすと記憶してないとか、ダメージの数字が表示されないとか小さい不具合だけどボディブローのようにじわじわ効いてくるものが多い。

大きな不満点としては自分は特に戦闘のエフェクトのテンポの悪さが気になった。スキルのエフェクトからダメージの表示が出るのが遅いせいだけど、これが状態異常や属性効果などの追加効果のある技なんかだと、技のアニメーションが全部終わってから追加効果のエフェクトが表示されて、ちょっと遅れてダメージ表示と追加効果の結果表示がでるという感じでまあモッサリしてる。

例えばトリプルヒットなんかは1撃目と2撃目と3撃目のアニメーションに若干間隔があって3撃目が終わってからやっとこさダメージ表示が3つ表示されるというふうにかなりノロノロしてる。

さらにこのゲーム大体敵のほうが素早さが上で先に行動され、このもっさりエフェクトの攻撃を見せられる。4匹とか5匹の複数のザコから追加効果付きのスキルのエフェクトを延々と見せ続けられるのはキャラクターが受けるダメージより別の意味で苦痛である。

しかもシンボルを切りつけるという確定で先制とれそうなシステムあるくせにやってもあまり先制取れなかったりする。このモッサリバトルはPS1くらいの時代のRPG(ブレスオブファイア3とかペルソナ1とか)ならまぁこれくらいだったなぁとか考えれば我慢で気なくない気もするんだけどねぇ。

あとよく言われているのはテキストの字が小さいことだけどこれは本当。設定でテキストの大きさはあるけど最大にしても小さい。

というわけで、レビューで言われてる悪い部分ってのは確かにそのとおりではあるのだけれど、それでもクソゲーっていうほどではない。

種族を扱った世界観やグラフィックは悪くないし、フォーカスポイントを使ったバトルシステムも面白い。

なにより複数の職業を選択してシナジーを考えてキャラ育成するビルドシステムがよかったかな。それだけにレビューで言われている悪い点が非常にもったいないといえるゲームだ。

 

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