JUDGE EYES：死神の遺言のレビュー
PeerCastによる配信日
2021.3.21～2021.4.28
総評
◎かなりの良ゲー
龍が如く系列のゲームの中でも１番か２番に入るほど良くできてる
JUDGE EYESはどんなゲーム？
国民的アイドルグループＳＭＡＰの全活動期のメンバー木村拓哉（キムタク）をモデルとした主人公を操作して龍が如くの世界（＝神室町）を歩き回り、そこで起きた殺人事件の謎に迫っていくアドベンチャーゲーム
ゲームシステム的には龍が如くとほぼ同じ。通称キムタクが如く
感想・良かった点など
発表当時はカンフーでチンピラをなぎ倒すキムタクのシュールな絵にばかりに話題行きがちであったが、そこにばかり焦点を絞って評価するのにはもったいないくらい良いゲームである。
主人公のモデルがキムタクじゃなくても十分に素晴らしい作品だろう。しかし、主人公のモデルをキムタクにしたことによって数倍面白くなっている。キムタクすごい。
このゲームは特にストーリーとキャラクターがよかった。ストーリーは龍が如くによくあるようなラストのほうはもう強引かつメチャクチャというものではなく、広げた風呂敷をきちんと畳む話で最初から最後まで楽しむことができた。
キャラクターはどれも個性的ながらも、敵味方関係なく好感の持てる人物ばかりであった。自分のお気に入りは海藤さん、東、綾部、泉田検事など。俳優の演技もうまい。特に綾部を演じる滝藤賢一がいい仕事をしていた。
ミニゲームはゲーセンのアーケードゲームが豪華。ぷよぷよやVF5がまるまる１本遊べる。自分のお気に入りはFANTASY ZONEだ。
ゲーセン以外のミニゲームだとほかの龍が如く系列のゲームのと比べて微妙なのが多い気がする。VRすごろくは単純につまらないしドローンレースはグランプリで５レースもしなければいけないのがしんどい。キムタクが歌うカラオケがあれば最高だったと思うんだがさすがにそれは難しかったか…。
格闘アクションの部分はもっさりしすぎてるのが気になった、攻撃速度を最高まであげてもちょっと遅いかなぁ。龍が如く４か５の桐生ちゃんくらいキビキビと暴れまわりたかった。
続編としてLOST JUDGMENT 裁かれざる記憶が発表されているので超絶期待。今度はなんと龍が如く７で舞台になった伊勢佐木異人町（横浜）でキムタクを動かすことができる。こいつは期待大だ。
