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『 仁王2 Complete Edition 』の感想・レビュー

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仁王2 Complete Edition の感想・レビュー

仁王2 Complete Edition(Steam版)のレビュー
PeerCastによる配信日
2021.3.6~2021.4.8
総評
◎かなりの良ゲー
完成度が高く、ソウルシリーズ好きには特におすすめ

仁王2 Complete Editionはどんなゲーム?
戦国時代な世界観でダークソウルと似たシステム(悪く言えばパクリ)の高難易度アクションゲーム
前作(「仁王」2017年2月9日発売)は未プレイであるが、前作から大きな進化はしていないらしい

感想・良かった点など
ただのダークソウルの戦国物ってだけのゲームだと思って手を付けていなかったが、実際にプレイしてみるとダークソウルとはちゃんと差別化されており高い完成度のゲームだった。特に強い武器防具を収集するトレハン・ハクスラ要素がこのゲームの特徴だ。あとはダークソウルとは違い大きなマップを探索してゲームを進めていくのではなく、最初にミッションを選択してそのステージを攻略していくステージ攻略制のゲームである。

敵の妖怪をぶった斬るアクションは軽快で楽しい。ただし、全部の武器に上段中段下段の構えスタイルがあり、これらを全部使いこなすのは複雑で難しい。結局、下段構えは最後まで使わなかった。

敵の赤く光る強攻撃に対して取れるカウンターも楽しい。ただこのカウンターは自キャラが憑依させている守護霊によって3種類(猛・迅・幻)あり、迅タイプ以外の守護霊が使いづらい(特に猛タイプ)。そのため3分の2の守護霊がほぼ産廃となるのはちと残念。守護霊を憑依させて主人公を妖怪化するシステムもあるのだが大して強くないのであまり使われない。

序盤はいろいろと揃っていないので本当に難しく絶望する(いい意味で)が、後半は慣れてきてこちらも相当強くなっているのため楽ちんになってくる。そのため最初の方は一歩一歩慎重に進みながら探索して、ボス戦では何十回とやり直すまさにソウルライクなゲームであるが、エンドコンテンツになるとひたすら周回を重ねてより良い装備を揃えるハクスラのようなゲームになる。

キャラクターがとても魅力的。竹中直人が演じる秀吉が特に良い。

とても良いゲームだと思うので、ソウルシリーズ好きでまだやったことない人は、食わず嫌いなどせずにやってみてはどうでしょう。